買取と仲介の違いは？

★不動産売却方法の違い- 仲介と買取★

 

 

不動産を売却するには、大きくわけて次の3通りの方法があります。

 

  1. 不動産会社に「仲介」を依頼する。
  2. 不動産会社に「買取」を依頼する。
  3. 「仲介」と「買取」をミックスしたプラン「買取保証付き仲介」を依頼する。

 

ではまず、「仲介」と「買取」の違いはなんでしょうか。

 

一番大きな違いは、買主です。

仲介の場合は、不動産会社が探してきた一般の購入希望者が買主となり、

買取の場合は、不動産会社が直接買主となります。

そして、「仲介」と「買取」は売却までの手順や売却価格にも大きな違いがありますので、

それぞれのメリット・デメリットをよく理解して、ご自分にふさわしい売却方法を選択しましょう。

下の図で簡単にそれぞれの違いを表してみます。

 

★「仲介」と「買取」のどちらにするか★

 

それぞれのメリット、デメリットを見ると、どちらを選択するかは、お客様の事情次第となりますが、

おおまかにいうと、

 

「時間と手間をかけてもいいから、できるだけ高く売りたい」場合は「仲介」

「多少安くてもいいから早く売りたい、面倒な手間や時間をかけたくない」場合は「買取」

 

ということではないでしょうか。

また他には、「多少は時間もかけてもいいけど、いつまでも売れないのは困るし、あらかじめ買取金額が分かっていれば資金計画も立てやすいから、仲介で売却ができなかった場合は買取をして欲しい」場合もあるので、この場合は「買取」と「仲介」のメリットを兼ね備えた「買取保証付き仲介」になります。(買取保証付き仲介のご説明は最後にいたします)

 

「買取」と「仲介」で違いを挙げていきますと、買取の場合は不動産のプロである我々が買主となるので、売主様の契約不適合責任(瑕疵担保責任)が免除になり、売却した不動産に万一不具合があった場合も買主が全て対処する事になりますが、仲介の場合は、通常は売却後2～3か月は売却不動産の不具合は売主が責任を取らなければならない事が多いため、中古物件の場合は売却後も一定期間は心配が残ることになります。※土地の場合は、地中埋設物の契約不適合責任だけは売主様に御負担いただきます。

また、「買取」の場合は隣接地との境界石が一部ない場合や、相続不動産などで敷地内部にご不要な残置物が沢山ある場合や、使用不能な建物が残っている場合などもそのままの状態で買取することも出来ます。

「仲介」の場合は、一般の方が買主様となるので、問題のある不動産はご売却が難しいことが多くなるので、このような場合にも「買取」はお勧めの売却方法の一つとなります。

では、「買取」、「仲介」それぞれの簡単な流れを下に記載していきます。